堕天使の煉獄
2016-04
14
02:42:11
とりあえず〆
ひょっこりと発見して、そのまま現実逃避気味にプレイしだした改造版FF6。とりあえず2週目でほぼ追加要素的なのコンプリートまで。プレイ時間180時間だって……w
んでもまあ、速度変更とか出来るエミュプレイなので、ゲーム内時間表示と実時間は違うので、実際はこの1/3程度……つっても60時間か……。
とりあえず、ここらで逃避終了してもとの通常運転に戻ろうと我に返る。
田中浩・著「ホッブス リヴァイアサンの哲学者」読了。
図書館の新刊のコーナーにあったもので、薄い本だったのと、内容的にもパラ読みしたところ、広く浅くホッブスの思想をおおまかに紹介してる感じだったので、読んでみるかなーと。「リヴァイアサン」とか読むのはシンドイし(ぉ
読んでみて思ったのが、この人もキリスト教圏のなかで、ローマ・カトリックに目をつけられない唯物論的、機械論的な思想の持ち主で、下手すりゃ抹殺されてた感じの人だったそうな。
やっぱ、その辺の独裁者よりもよっぽど質悪いなキリスト教。その辺、ヨーロッパ諸国の抱える大いなる闇って感じだよなぁ。
実際には権力構造だとか、利得の問題なのを、教義とか神性とかにすり替えて、正義の名の下にぶっ殺しまくるのを正当化しちゃってる、巨大なモンスターだからなぁ。
そんなんがにらみ効かしてる世界のなかでも、ちゃんと真実の目を開いて世の中を見る人が居続けることに感動すらおぼえるね。ていうかどんだけ暗黒世界なんだキリスト教の支配するヨーロッパ圏つーのわ。
っていう印象しかないw
んでも興味深いのは、ヨーロッパの中でのピューリタン革命だとかフランス革命だとか、専制君主制を覆す市民運動。議会制への移行、宗教と政治の分離。そういった社会構造の変化が多くの知識人達の影響(ホッブス以外にロック、ルソーなど)で大きく変わっていく中、一次大戦後ドイツは一時はその流れに進んだものの、その後すぐにヒトラーのナチスドイツによる一党独裁体制という流れ。
そして、近代化、列強諸国に囲まれ、大東亜共栄圏とか打ち立てたり、とにかく強くならなきゃいけなかった日本は、一次大戦後疲弊したドイツを立ち直らせたドイツのやり方を真似た形なのか、これまた議会制とか民主主義とかなまっちょろいこと行ってたら、外国に植民地化されちまうぞってかんじで、その流れには乗らない、乗る余裕がない状況だったとか、その辺の近代史も交えて考えると、いろいろと興味深い。
……でもホッブスの思想を読んで思ったのは、なんかあんまり社会構造的な学問というよりも、むしろ生物学とかに近いなぁと。
人はふだんは「自然状態」になるけど、戦争とか、危機的状況になると、「万人の万人に対する闘争状態」になるんだそうな。
これって極端な例えだと、普段は善良な人でも、食糧難になったりすると、その辺の人ぬっころしてぱくぱーくしちゃうこともある。ってことですよね。
最終的には、人は……というより生物は生存を第一義とするので、危機的状況においては他者を殺すこともいとわない。その極限状況においては、隣人はすべて敵or食料になっちゃうこともあるわけで。
んで、人を食べるぐらいなら餓死します。とか緩慢な自殺行為とか、そういう道徳観念とか、利他的行為とか。
そういうのはどうなるのよ、てぇと、その辺はドーキンスの「利己的な遺伝子」を思い出す。社会論よりも、生き物としての行動学的なお話のような。
そこで、人権とか考えるなら、まず生物学から始めるべきだよなーとか。
共産主義とか全体主義を考えるときには、蟻とか蜂の話が必ず引き合いに出されるし。
そうなると、必然、唯物論とか機械論に移りゆくことになるのは必然かと。
むしろ生物学者の方が社会学に精通してるよな。どうにも社会学の学者さんは机上の理論振りかざしてるだけで、生物学者ならもっと現実的な社会学を論じれるんじゃないかと。
これもドーキンスの本を読んで思ったことの一つだったりするぽ。
でもリアリストすぎて無理かなw
ほんとに共産主義とか理想的な社会実現したかったら、脳みそ弄りましょう。遺伝子操作なりして人体改造して痛みも苦痛も感情も持たない労働力としての人間を作りましょう。とか真顔で言いそうだし。
人々の思想や考え方とかが進歩すれば理想的な社会が作れる的なのはお花畑なファンタジー思想だとバカにするのは簡単だけど、リアルに生物学的に改造とかやっちゃう実現方法もそれはそれでw
ちょっと前に昆虫法医学系のネタの本読んだけど、あの世界も人の死とかに精神性とかよりも、ただそこにある事実。死体にたかる虫の種類や成長度合いから死因などを特定するというのも、唯物論的ですよね。人は死ねばただの物体になる→つーか生きてるときも普通にただの物体、的な。
ドーキンスも、キリスト教圏の攻撃におびえ予防線を張りまくってる感じの内容だったことを思い出す。
政治と宗教の分離どころか、あくまで宗教は娯楽として隔離すべき悪しき習慣としかおもえないですね。
そんななか、王は神にその権利を与えられた物。そんでそれを認定する権限を持ってるのが教会。
とかすんげぇファンタジーw
ほんと、宗教ってロクでもねぇ。もともとは形而上の物にたいする畏れから生まれたものだったはずが、物理的な影響力をもった巨大な怪物になっちゃってる感がロクでもねぇ。
厄介なのは、安易に神=正義と正当化しやすいからで、正当化されるとどんな残虐な行為も平気で行えてしまうものだし。(むしろそれを正義の行いだと嬉々として行う)
なんかこの本、そんなヨーロッパ、キリスト教圏の闇のほうが恐ろしく思える内容だった印象しかねぇ(ぉ
んで今は、これまた図書館の新刊のコーナーにあった「ジャッキーチェン自伝 永遠の少年」を読み始め中。
わりとちょいちょいドキュメント番組的なのとか取材記事てきなのの断片で、いろいろ話は見聞きしてたりするのんだけども、こうやってまとまった感じで読むのは始めてかな。
サモハンキンポの自伝とかもあったら読んでみたいな。
んでもまあ、速度変更とか出来るエミュプレイなので、ゲーム内時間表示と実時間は違うので、実際はこの1/3程度……つっても60時間か……。
とりあえず、ここらで逃避終了してもとの通常運転に戻ろうと我に返る。
田中浩・著「ホッブス リヴァイアサンの哲学者」読了。
図書館の新刊のコーナーにあったもので、薄い本だったのと、内容的にもパラ読みしたところ、広く浅くホッブスの思想をおおまかに紹介してる感じだったので、読んでみるかなーと。「リヴァイアサン」とか読むのはシンドイし(ぉ
読んでみて思ったのが、この人もキリスト教圏のなかで、ローマ・カトリックに目をつけられない唯物論的、機械論的な思想の持ち主で、下手すりゃ抹殺されてた感じの人だったそうな。
やっぱ、その辺の独裁者よりもよっぽど質悪いなキリスト教。その辺、ヨーロッパ諸国の抱える大いなる闇って感じだよなぁ。
実際には権力構造だとか、利得の問題なのを、教義とか神性とかにすり替えて、正義の名の下にぶっ殺しまくるのを正当化しちゃってる、巨大なモンスターだからなぁ。
そんなんがにらみ効かしてる世界のなかでも、ちゃんと真実の目を開いて世の中を見る人が居続けることに感動すらおぼえるね。ていうかどんだけ暗黒世界なんだキリスト教の支配するヨーロッパ圏つーのわ。
っていう印象しかないw
んでも興味深いのは、ヨーロッパの中でのピューリタン革命だとかフランス革命だとか、専制君主制を覆す市民運動。議会制への移行、宗教と政治の分離。そういった社会構造の変化が多くの知識人達の影響(ホッブス以外にロック、ルソーなど)で大きく変わっていく中、一次大戦後ドイツは一時はその流れに進んだものの、その後すぐにヒトラーのナチスドイツによる一党独裁体制という流れ。
そして、近代化、列強諸国に囲まれ、大東亜共栄圏とか打ち立てたり、とにかく強くならなきゃいけなかった日本は、一次大戦後疲弊したドイツを立ち直らせたドイツのやり方を真似た形なのか、これまた議会制とか民主主義とかなまっちょろいこと行ってたら、外国に植民地化されちまうぞってかんじで、その流れには乗らない、乗る余裕がない状況だったとか、その辺の近代史も交えて考えると、いろいろと興味深い。
……でもホッブスの思想を読んで思ったのは、なんかあんまり社会構造的な学問というよりも、むしろ生物学とかに近いなぁと。
人はふだんは「自然状態」になるけど、戦争とか、危機的状況になると、「万人の万人に対する闘争状態」になるんだそうな。
これって極端な例えだと、普段は善良な人でも、食糧難になったりすると、その辺の人ぬっころしてぱくぱーくしちゃうこともある。ってことですよね。
最終的には、人は……というより生物は生存を第一義とするので、危機的状況においては他者を殺すこともいとわない。その極限状況においては、隣人はすべて敵or食料になっちゃうこともあるわけで。
んで、人を食べるぐらいなら餓死します。とか緩慢な自殺行為とか、そういう道徳観念とか、利他的行為とか。
そういうのはどうなるのよ、てぇと、その辺はドーキンスの「利己的な遺伝子」を思い出す。社会論よりも、生き物としての行動学的なお話のような。
そこで、人権とか考えるなら、まず生物学から始めるべきだよなーとか。
共産主義とか全体主義を考えるときには、蟻とか蜂の話が必ず引き合いに出されるし。
そうなると、必然、唯物論とか機械論に移りゆくことになるのは必然かと。
むしろ生物学者の方が社会学に精通してるよな。どうにも社会学の学者さんは机上の理論振りかざしてるだけで、生物学者ならもっと現実的な社会学を論じれるんじゃないかと。
これもドーキンスの本を読んで思ったことの一つだったりするぽ。
でもリアリストすぎて無理かなw
ほんとに共産主義とか理想的な社会実現したかったら、脳みそ弄りましょう。遺伝子操作なりして人体改造して痛みも苦痛も感情も持たない労働力としての人間を作りましょう。とか真顔で言いそうだし。
人々の思想や考え方とかが進歩すれば理想的な社会が作れる的なのはお花畑なファンタジー思想だとバカにするのは簡単だけど、リアルに生物学的に改造とかやっちゃう実現方法もそれはそれでw
ちょっと前に昆虫法医学系のネタの本読んだけど、あの世界も人の死とかに精神性とかよりも、ただそこにある事実。死体にたかる虫の種類や成長度合いから死因などを特定するというのも、唯物論的ですよね。人は死ねばただの物体になる→つーか生きてるときも普通にただの物体、的な。
ドーキンスも、キリスト教圏の攻撃におびえ予防線を張りまくってる感じの内容だったことを思い出す。
政治と宗教の分離どころか、あくまで宗教は娯楽として隔離すべき悪しき習慣としかおもえないですね。
そんななか、王は神にその権利を与えられた物。そんでそれを認定する権限を持ってるのが教会。
とかすんげぇファンタジーw
ほんと、宗教ってロクでもねぇ。もともとは形而上の物にたいする畏れから生まれたものだったはずが、物理的な影響力をもった巨大な怪物になっちゃってる感がロクでもねぇ。
厄介なのは、安易に神=正義と正当化しやすいからで、正当化されるとどんな残虐な行為も平気で行えてしまうものだし。(むしろそれを正義の行いだと嬉々として行う)
なんかこの本、そんなヨーロッパ、キリスト教圏の闇のほうが恐ろしく思える内容だった印象しかねぇ(ぉ
んで今は、これまた図書館の新刊のコーナーにあった「ジャッキーチェン自伝 永遠の少年」を読み始め中。
わりとちょいちょいドキュメント番組的なのとか取材記事てきなのの断片で、いろいろ話は見聞きしてたりするのんだけども、こうやってまとまった感じで読むのは始めてかな。
サモハンキンポの自伝とかもあったら読んでみたいな。
Sun
Mon
Tue
Wed
Thu
Fri
Sat
01
02
■
■
あいかわらず中途半端
03
■
■
ぶるぶるぶる・・・
04
05
06
07
■
■
古いんだか新しいんだか
08
09
10
11
12
■
■
思いつきで超脱線
13
14
■
■
とりあえず〆
15
16
■
■
なぜかいつも逆
17
18
19
20
■
■
鼻水だらだら
21
22
23
24
25
■
■
にゅーうぇーぶ
26
27
28
29
[昭和の日]
30
total:2076646 t:158 y:396
■記事タイトル■
■年度別リスト■
2024年
2024年12月(0)2024年11月(0)
2024年10月(1)
2024年09月(2)
2024年08月(1)
2024年07月(1)
2024年06月(5)
2024年05月(2)
2024年04月(1)
2024年03月(6)
2024年02月(4)
2024年01月(3)
2023年
2023年12月(3)2023年11月(1)
2023年10月(2)
2023年09月(3)
2023年08月(3)
2023年07月(3)
2023年06月(7)
2023年05月(8)
2023年04月(2)
2023年03月(1)
2023年02月(2)
2023年01月(3)
2022年
2022年12月(4)2022年11月(3)
2022年10月(1)
2022年09月(3)
2022年08月(3)
2022年07月(2)
2022年06月(1)
2022年05月(3)
2022年04月(2)
2022年03月(2)
2022年02月(1)
2022年01月(6)
2021年
2021年12月(8)2021年11月(3)
2021年10月(4)
2021年09月(6)
2021年08月(2)
2021年07月(1)
2021年06月(3)
2021年05月(2)
2021年04月(2)
2021年03月(3)
2021年02月(1)
2021年01月(4)
2020年
2020年12月(3)2020年11月(7)
2020年10月(2)
2020年09月(3)
2020年08月(1)
2020年07月(3)
2020年06月(7)
2020年05月(5)
2020年04月(8)
2020年03月(4)
2020年02月(2)
2020年01月(4)
2019年
2019年12月(1)2019年11月(1)
2019年10月(2)
2019年09月(1)
2019年08月(3)
2019年07月(2)
2019年06月(2)
2019年05月(2)
2019年04月(4)
2019年03月(1)
2019年02月(7)
2019年01月(1)
2018年
2018年12月(1)2018年11月(1)
2018年10月(5)
2018年09月(1)
2018年08月(5)
2018年07月(1)
2018年06月(1)
2018年05月(1)
2018年04月(2)
2018年03月(2)
2018年02月(1)
2018年01月(1)
2017年
2017年12月(2)2017年11月(1)
2017年10月(2)
2017年09月(5)
2017年08月(8)
2017年07月(2)
2017年06月(1)
2017年05月(1)
2017年04月(3)
2017年03月(5)
2017年02月(7)
2017年01月(8)
2016年
2016年12月(7)2016年11月(2)
2016年10月(3)
2016年09月(7)
2016年08月(8)
2016年07月(10)
2016年06月(17)
2016年05月(6)
2016年04月(8)
2016年03月(10)
2016年02月(5)
2016年01月(10)
2015年
2015年12月(7)2015年11月(7)
2015年10月(13)
2015年09月(7)
2015年08月(7)
2015年07月(5)
2015年06月(4)
2015年05月(5)
2015年04月(2)
2015年03月(4)
2015年02月(1)
2015年01月(7)
2014年
2014年12月(12)2014年11月(8)
2014年10月(4)
2014年09月(6)
2014年08月(7)
2014年07月(4)
2014年06月(2)
2014年05月(5)
2014年04月(4)
2014年03月(8)
2014年02月(4)
2014年01月(8)
2013年
2013年12月(15)2013年11月(8)
2013年10月(3)
2013年09月(3)
2013年08月(8)
2013年07月(0)
2013年06月(0)
2013年05月(0)
2013年04月(0)
2013年03月(0)
2013年02月(0)
2013年01月(0)
■レス履歴■
■ファイル抽出■
■ワード検索■
堕天使の煉獄
https://rengoku.sakura.ne.jp
管理人
織田霧さくら(oda-x)
E-mail (■を@に)
oda-x■rengoku.sakura.ne.jp