堕天使の煉獄
2016-02
19
06:08:48
ちょっぴり風邪気味
どこからたどり着いたのか、なんかいろいろリンクをたどってたら行き着いたサイト。
大まかな流れの分かるプロレス・格闘技伝
ttp://www.page.sannet.ne.jp/d-rigel/prowres.htm
橋本vs小川のあたりのころは、ちょうど深夜のプロレスの時間の前だったか後だったかに、初代ガンダムとつづいてzが再放送やってて(なぜかZZはやらなかったな……)その流れでみてたのだけど、いつのまにかプロレスも楽しみにしてみてたりして。
んで、その後の総合とかガチの他団体とのごちゃごちゃあたりから一気に興味なくなって見なくなったなぁプロレス。
そのときの情況も含め、時系列でみるプロレスの歴史というのを改めて眺めることが出来て、ちょっと面白かったなこのサイト。
当時、プロレス好きの友人と話してたのが、IWGP王者の橋本って、一方的に追い詰めて勝勢のところで、急に相手に背を向けてポーズとか観客アピールとかやってるときに後ろからぼこられて負けるってパターンが多くて、すんげぇ見ててイライラするっ! ってのがあって。(でも一番好きなのは橋本だったりする)
チャンピオンなら気持ちよく勝って欲しいし、そういうキャラクタ設定でいいのに、なんであんな感じなんだろう……とおもってたら、どうも橋本って結構孤立してて扱い悪かったみたいなんですね。んでも人気はあるから、あんな感じの中途半端な扱いになってたのかーと。
小川のあたりも、なんかいろいろとフロントやら猪木やらに翻弄されつづけてたかんじで、なんか不憫な感じのまま早世……合掌。
そして自分がそうだったように、世間的にもあのタイミングがプロレス衰退の転換期だったんだなぁとか。
話はちょいかわって、ここ数日ちょっと風邪気味で。お布団にはいりつつ、只寝てるのももったいないので肩に毛布かけつつ読書タイムで「邪宗門」ようやく上巻があとちょっとで読み終わりそうなところまで。
んでこの「邪宗門」。第一次大戦後あたりの日本を舞台とした、実在の宗教団体弾圧事件をフィクションとして描かれたお話なのだけども。
当時の日本の情勢とか、その頃の思想とかいろいろと興味深いものがあって。
んで、その教団の一部、九州支部が分離して皇国なんたら~といったものになってしまうのだけども、その分派との公開の討論会のような物を開く。
んで、その分派の主張は、本家の宗教団体の教義というのが女性的であって、基本的には受け身の、堪え忍ぶ感じの物で、どこか敗北主義的な所がある感じだと。
本家の教義的には、たとえ西洋列強に侵略され、ぼろぼろに犯されたとしても、結局国という物はそこに住む者が作るもので、そのような目にあっても自分たちの心根さえ変わらなければ良いとする感じ?
時代背景的には、ちょうど日本が満州国を作ったりしてる時期。西洋列強の植民地支配に飲まれるか抗うかの時期で。
そこでいま、そんな女性的な受け身の考えではイカン、いまは国民総決起して戦うべきだ。みたいなのが分派の意見で。
なにげに現代の視点からすると、実際にはその後日本は負けて徹底的に陵辱され蹂躙されることになるのだけども……でもそこから普通に復興してたりして、大局的に見れば本家の思想の通りになっている気もする……が、一時苛烈に戦ったからこその結果でもある様にも思えるし……。
結果論で見るべきではない事だと思うけど、「戦うべきか」「戦わざるべきか」という選択は非常に難しい問題なのだなーとかおもたり。
そんな難しい選択に迫られていた時代なのだなと。
なにげにそんな時代でなければ、そこそこまともな宗教感をもった教団のように思えるのだけども、逆にそんな時代背景だからこそ生まれた教団なのかなという気もしてきたりで。そういう意味では迫害されるべくして迫害された団体、最初から敗北が定められた教団だったのかなという感じも。そういう情況下の世相から生まれ、弾圧されること自体が存在理由だったのだろうか……今のところそんな印象があったりする感じに。とはいえまだ上巻の終わり近くまでなので、下巻も読めばまた印象が変わることもあるのかも知れないけど。
先住民を皆殺しの勢いで蹂躙してきた現代においても悪の枢軸と呼ぶにふさわしいアメリカなんぞを前にして、戦わずに蹂躙される道を選ぶのは、あまりにも蒙昧。しかし、その軍事力、物量を前に戦いを選ぶのもあまりに蛮勇。
そんな時代背景のなか、資本家による支配階級の形成、権力の腐敗構造などから革命の機運が高まり、犬養首相暗殺事件などが起る頃。
そんな感じで、1宗教団体の弾圧の物語から、なにやら近代史のお勉強の様相を呈してきている邪宗門w
んでも当時の印象的に、西洋列強の脅威の認識度合い一つで考えがまるで変わる感じだなと。周辺の植民地化された国々の現状とか、どのくらい脅威だったのかを知っていれば、前述の受け身の姿勢などは、到底受け入れがたい物だろうなと。
宗教観的には、そういうような悪意を越えた物、もしくはその悪意をも飲み込むようなおおらかさといったものが理念としてあるのだろうけども。
なにげに性善説に拠った思想なのかなぁという感じの印象ぽ。
敗北主義とか殉死とかを、尊いと言ってしまうところを、強さと感じるのか、弱さと感じるのか、その辺は価値観として分かれる部分だなぁとか。
その辺でいろいろと面白くて、考えながら読んでしまうので、もともと1pにびっちり細かい文字で埋まっている本なので、さらに読むのに時間が掛かってしまう……。
んで、話はプロレスにもどって。
橋本VS小川以降、プライドとか総合格闘の波が押し寄せてきて、独立したり分裂したりといろんな団体の乱立するプロレス界。
記事の中でも触れられていたけど、なんか人間社会の縮図のような様相なんですよね。
それもちょうど先の近代史のあたりの様相に似たところもあったりして。
腐敗構造とそれに対する革命とか離叛とか。
被支配者がそのやり方に異を唱え離叛して新たに作った団体で支配者側に立つと、結局同じ事を繰り返したりとか。
プロレス最強幻想って、日本は神の国幻想みたいなところがある。特攻精神とか美学的な部分とか。
そこに、現実的な強さ、西洋列強による侵略=ガチンコの総合格闘の包囲網がシンクロする。
その辺で思うのは、やっぱプロレスにガチは全然誰も求めてなかったんだよなと。プロレス最強伝説という幻想を実際に追い求める、日本がアジアの盟主になる大東亜共栄圏思想と近い物があるような。そして現実は幻想ほど甘くはない……という結果も。
でももう、いまさら一時のような盛り上がりは戻ってはこないんだろうなと。
んでも……いまだに自分が知ってるプロレスラーが未だに現役てのがすごいよな。特に女子プロとか、まだ現役なのかよってのが一杯。
逆に新しい人って全く知らないんですよね。まったく新しい人が出てきてないというところで、業界的に末期的なのかなぁという感じもするぽ。
したらなにげに最近ではDDTというプロレス団体が人気上昇中だとか。かなりエンタメ色が強いらしいですけど。
そんな感じで、思惟にふけりつつゴロゴロと寝て過ごす日々。
今回の風邪は頭痛メインなので、知恵熱なのか風邪の熱なのか判らない感じになってたりして、頭くらくら~。
大まかな流れの分かるプロレス・格闘技伝
ttp://www.page.sannet.ne.jp/d-rigel/prowres.htm
橋本vs小川のあたりのころは、ちょうど深夜のプロレスの時間の前だったか後だったかに、初代ガンダムとつづいてzが再放送やってて(なぜかZZはやらなかったな……)その流れでみてたのだけど、いつのまにかプロレスも楽しみにしてみてたりして。
んで、その後の総合とかガチの他団体とのごちゃごちゃあたりから一気に興味なくなって見なくなったなぁプロレス。
そのときの情況も含め、時系列でみるプロレスの歴史というのを改めて眺めることが出来て、ちょっと面白かったなこのサイト。
当時、プロレス好きの友人と話してたのが、IWGP王者の橋本って、一方的に追い詰めて勝勢のところで、急に相手に背を向けてポーズとか観客アピールとかやってるときに後ろからぼこられて負けるってパターンが多くて、すんげぇ見ててイライラするっ! ってのがあって。(でも一番好きなのは橋本だったりする)
チャンピオンなら気持ちよく勝って欲しいし、そういうキャラクタ設定でいいのに、なんであんな感じなんだろう……とおもってたら、どうも橋本って結構孤立してて扱い悪かったみたいなんですね。んでも人気はあるから、あんな感じの中途半端な扱いになってたのかーと。
小川のあたりも、なんかいろいろとフロントやら猪木やらに翻弄されつづけてたかんじで、なんか不憫な感じのまま早世……合掌。
そして自分がそうだったように、世間的にもあのタイミングがプロレス衰退の転換期だったんだなぁとか。
話はちょいかわって、ここ数日ちょっと風邪気味で。お布団にはいりつつ、只寝てるのももったいないので肩に毛布かけつつ読書タイムで「邪宗門」ようやく上巻があとちょっとで読み終わりそうなところまで。
んでこの「邪宗門」。第一次大戦後あたりの日本を舞台とした、実在の宗教団体弾圧事件をフィクションとして描かれたお話なのだけども。
当時の日本の情勢とか、その頃の思想とかいろいろと興味深いものがあって。
んで、その教団の一部、九州支部が分離して皇国なんたら~といったものになってしまうのだけども、その分派との公開の討論会のような物を開く。
んで、その分派の主張は、本家の宗教団体の教義というのが女性的であって、基本的には受け身の、堪え忍ぶ感じの物で、どこか敗北主義的な所がある感じだと。
本家の教義的には、たとえ西洋列強に侵略され、ぼろぼろに犯されたとしても、結局国という物はそこに住む者が作るもので、そのような目にあっても自分たちの心根さえ変わらなければ良いとする感じ?
時代背景的には、ちょうど日本が満州国を作ったりしてる時期。西洋列強の植民地支配に飲まれるか抗うかの時期で。
そこでいま、そんな女性的な受け身の考えではイカン、いまは国民総決起して戦うべきだ。みたいなのが分派の意見で。
なにげに現代の視点からすると、実際にはその後日本は負けて徹底的に陵辱され蹂躙されることになるのだけども……でもそこから普通に復興してたりして、大局的に見れば本家の思想の通りになっている気もする……が、一時苛烈に戦ったからこその結果でもある様にも思えるし……。
結果論で見るべきではない事だと思うけど、「戦うべきか」「戦わざるべきか」という選択は非常に難しい問題なのだなーとかおもたり。
そんな難しい選択に迫られていた時代なのだなと。
なにげにそんな時代でなければ、そこそこまともな宗教感をもった教団のように思えるのだけども、逆にそんな時代背景だからこそ生まれた教団なのかなという気もしてきたりで。そういう意味では迫害されるべくして迫害された団体、最初から敗北が定められた教団だったのかなという感じも。そういう情況下の世相から生まれ、弾圧されること自体が存在理由だったのだろうか……今のところそんな印象があったりする感じに。とはいえまだ上巻の終わり近くまでなので、下巻も読めばまた印象が変わることもあるのかも知れないけど。
先住民を皆殺しの勢いで蹂躙してきた現代においても悪の枢軸と呼ぶにふさわしいアメリカなんぞを前にして、戦わずに蹂躙される道を選ぶのは、あまりにも蒙昧。しかし、その軍事力、物量を前に戦いを選ぶのもあまりに蛮勇。
そんな時代背景のなか、資本家による支配階級の形成、権力の腐敗構造などから革命の機運が高まり、犬養首相暗殺事件などが起る頃。
そんな感じで、1宗教団体の弾圧の物語から、なにやら近代史のお勉強の様相を呈してきている邪宗門w
んでも当時の印象的に、西洋列強の脅威の認識度合い一つで考えがまるで変わる感じだなと。周辺の植民地化された国々の現状とか、どのくらい脅威だったのかを知っていれば、前述の受け身の姿勢などは、到底受け入れがたい物だろうなと。
宗教観的には、そういうような悪意を越えた物、もしくはその悪意をも飲み込むようなおおらかさといったものが理念としてあるのだろうけども。
なにげに性善説に拠った思想なのかなぁという感じの印象ぽ。
敗北主義とか殉死とかを、尊いと言ってしまうところを、強さと感じるのか、弱さと感じるのか、その辺は価値観として分かれる部分だなぁとか。
その辺でいろいろと面白くて、考えながら読んでしまうので、もともと1pにびっちり細かい文字で埋まっている本なので、さらに読むのに時間が掛かってしまう……。
んで、話はプロレスにもどって。
橋本VS小川以降、プライドとか総合格闘の波が押し寄せてきて、独立したり分裂したりといろんな団体の乱立するプロレス界。
記事の中でも触れられていたけど、なんか人間社会の縮図のような様相なんですよね。
それもちょうど先の近代史のあたりの様相に似たところもあったりして。
腐敗構造とそれに対する革命とか離叛とか。
被支配者がそのやり方に異を唱え離叛して新たに作った団体で支配者側に立つと、結局同じ事を繰り返したりとか。
プロレス最強幻想って、日本は神の国幻想みたいなところがある。特攻精神とか美学的な部分とか。
そこに、現実的な強さ、西洋列強による侵略=ガチンコの総合格闘の包囲網がシンクロする。
その辺で思うのは、やっぱプロレスにガチは全然誰も求めてなかったんだよなと。プロレス最強伝説という幻想を実際に追い求める、日本がアジアの盟主になる大東亜共栄圏思想と近い物があるような。そして現実は幻想ほど甘くはない……という結果も。
でももう、いまさら一時のような盛り上がりは戻ってはこないんだろうなと。
んでも……いまだに自分が知ってるプロレスラーが未だに現役てのがすごいよな。特に女子プロとか、まだ現役なのかよってのが一杯。
逆に新しい人って全く知らないんですよね。まったく新しい人が出てきてないというところで、業界的に末期的なのかなぁという感じもするぽ。
したらなにげに最近ではDDTというプロレス団体が人気上昇中だとか。かなりエンタメ色が強いらしいですけど。
そんな感じで、思惟にふけりつつゴロゴロと寝て過ごす日々。
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