堕天使の煉獄

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2016-01

26

01:51:51

思えば遠くへ来たモンだ

なにげに先日の日記を書いてて思ったんだけども。

中学、高校時代の事とか、学校の様子とか頭に浮かべるのって、なんだかものすごく久しぶりにしたような気がしたり。

昔、奥瀬サキのマンガの後書きか何かで、学校を卒業してから年月が経つにつれ、学校生活のリアリティが失われていって、もう学園マンガは描けんな。みたいなことが書かれてたり。
歳を食うと、それがなにげに実感として判るかんじになってきちゃったなぁとか。

なんかもう、学園物って、異世界ファンタジーと遜色ないぐらい別世界の出来事ちっく~。

この事考える時にいつも思うのが、自分が物心つく前ぐらいから漫画描いてる世代の人達の描く学園物って、未だに番長グループとかスケバングループとか出てきたりするんだよな。もう現役引退した? 柴田昌弘さんとか、少し前にお亡くなりになった和田慎二さんとかあたりとか。
すでに自分の世代でも、リアル番長! なんてやつが目の前に居たら大爆笑ってレベルにもはやお話の世界のなかの存在だったんですが、わりと最近のでも普通に番長グループとか出てくるんですよね。この世代の方のだと。
その辺、学校という世界の認識って、やっぱ自分が学生だった頃のままで固まっちゃってしまうんだろうな、と。

そして学校って、社会から隔絶した、別の箱庭の社会じゃないですか。
一度そこを出てしまうと、もうあとは出たときのままの記憶で止まってしまってる感じですよね。

そう考えると、自分でももうすでに長く学生時代からは離れているわけで。どれだけ実像とずれているのかとか思うと、たしかに学園物ネタとか怖くて描けなくなっちゃいますね。

んでも漫画での学園物って、いろいろと現実とかけ離れた事象が多いですが、それがわりとお約束てきなありがちな設定として普通に受け入れられてるものも結構あったりして。

たとえば、一年生から生徒会長。やたらと権力のある生徒会。生徒に畏れられる風紀委員とか裏生徒会とか。
そういう意味では普通にファンタジーと割り切ってしまえばどうとでもなるといえばアレですね。

んでも、学生時代、柔道やってた頃は先生に竹刀でどつかれたりとか普通にありましたけど、そゆのも、やってる方もやられてる方も、お手本あってやってる感じというか。
そういう意味では、漫画の与える影響っておおきいよなぁと。なんか漫画の世界に生きてる、日本は漫画大国やぁ~ってかんじですよね。今思えば。
あー竹刀でいま頭ぶったたかれてるぅー先が解けてるから先割れが耳に当たると超痛ぇーとか思いながらも、正座させられてお仕置きで竹刀でどつかれている自分というシーンを、漫画の1シーンとして俯瞰している自分も居たような気がするぽ。

大抵誰しも、自分の役を演じているにすぎないわけで、お手本ありき、こういうときにこういう行動をとるのが普通? と探りながら生きてるところもあるので、そういうときに漫画のしめる影響力たるや大きいよなぁ。

そんなかんじで、学校のことを久しぶりにいろいろと思い出したりした今日この頃。

そして、沖縄で雪らしき物が降ったとかいう話題が。
もし雪なら40年ぶりなんだとか。10年に一度の大寒波~とか言われてるらしいですけど、「10年に1度」っていいたいだけちゃうんか、とか突っ込みたくなったのですが、沖縄で雪とか、雪景色の九州とかの絵をみると、はー確かにここ最近めっちゃ冷え込むけど、そこまでのものなのかーとか実感として感じたりして。

ちゃっぷい。
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