堕天使の煉獄
2014-01
16
07:26:30
寒いと読書がすすむ
森博嗣
「冷たい密室と博士たち」読了
んでもって図書館で返却時にシリーズの続き
「笑わない数学者」も借りてくる。
冷たい密室と博士たちのほうは、
なんか最後まで普通のミステリーだったな。
前作のようなプログラミングネタとか、人格的に普通でない天才とか
突飛な部分がなくて、すごくあっさり終わっちゃった感じぽ。
さらに、おもえば前作でもそうだったのですが
事件の核心部分というか、中核になる人の「動機」がいまいち
伝わってこないっていうところが、さらになんかあっさりとした印象をうけたり。
んでもその辺は主人公の犀川助教授自体が
あんまし人と関わり合いになりたくないかんじで
世の中を冷めた目で見ているタイプなので
事件に対しても傍観者的な位置にいるので
事件の発端とか動機に心情的に感じるところがなく
知的好奇心ぐらいの関心しかもってない。
そういうところがさらに、事件自体はあっさり終わって印象を受けてしまうのかも。
そもそも、ちょっと変な人間達の記録みたいなシリーズのようだし。
んでも「冷たい密室と博士たち」について言えば特に
事件にかんしてはその動機とか全く部外者にはポカーンなかんじで
ああ、事件そのものの謎解きはどうでもいいシリーズなんだな……と改めて納得したり。
ミステリーの謎解きの際に、動機がまったく関わってこなくて
単純に謎は謎で、謎解きごっこしてるだけで、
そこに人間的な何かはなくて、無機質な物理現象を検証している感じで
そう言う感じも、このシリーズの特徴なのかなーとか。
んでも肝心の、前作からもちょいちょい「ひき」として入ってくる
犀川の多重人格的なネタは、今回もまたちょっと触れるだけで
まったく進展なっしんぐ。
むー。
んでもって、「笑わない数学者」もすこし読み始めたのですが。
なんか今更ながら
この森博嗣のS&Mシリーズ、
笠井潔の矢吹カケルシリーズと似てるなーとか今更思ったり。
犀川→矢吹カケル
西ノ園萌絵→ナディア・モガール
んでもってナディアの父親が警察の偉いさんで
捜査の進展とか警察の情報を聞き出すのだけども
西ノ園萌絵の方は叔父が警察の偉いさんで、同じく捜査資料を聞き出す情報元。
んでもって、ナディアが事件を解こうと躍起になって
推理を披露したところで、カケルがそれを論破したりしたうえに
もっと前から真相に達していたみたいな流れとか。
そんでもってナディアはカケルにゾッコンだけど
カケルの方は女性に興味無し、人と接するのもなるべくさけて
自分の特異な価値観に従って生きてる孤高なかんじ。
んでもまあ、探偵と探偵ごっこする女、みたいなのはミステリーのパターンといえば
ぱたーんか。
んでも笑わない数学者の序盤が
笠井潔の「オイディプス症候群」を思い浮かべるような始まりだったので
なんか似てるなーとか思ったのでした。
あとはなにげに「笑わない数学者」の開始のところで
那古野(なごの)駅前のナナちゃん人形で待ち合わせ~っていうシーンがあって
??
ナナちゃん人形って名古屋以外でもあるのか?
とかおもったら、そのあと近鉄の特急にのって津まで行く。
とか言うのが出てきて、まんま名古屋なのかとw
ジオブリの綾金市みたいなもんか。
ルビでは「なごの」とふられてるけど那古野で
普通になごやと読める当て字になってるし。
なにげに前作では舞台は瀬戸内海の島がメインだったので
気にもとめなかったのだけど、前作から那古野の大学に勤めている~とか
すでに出てたけど、まったく気付いてなかったりw
作者紹介みたら、作者さんが愛知県出身だとか。
で納得。
んでもなんでまた名前を変えたのだろうか?
ジオブリ見たく町中に核が持ち込まれたり、米軍と銃撃戦おこったりとか
するわけでもないのに(ぉ
伏せ字になってる大学名とかが
東海地方だと判ると、ああ、あそこねってのがすぐにわかるのですが
大学関係に配慮したのだろうか??
んでもジオブリにしても、
よく知ってる土地あたりが舞台だとなんか嬉しいw
とはいえ、津のほうはあんまし行ったことないですけどね。
県庁所在地な割には特になんもないしw
自動車の免許センターがあるので何度か行ったこと有るぐらいで
あとはもっと南の、鳥羽とか伊勢とかに旅行するときとかに
通り過ぎるところみたいなイメージしかないや。
(津のひとごめんなさい)
んで、図書館で他に借りた物と言えば
谷甲州のハードSFっぽい感じの新しいのがあったので借りてみる。
これもたのしみ。
なんか寒いとコタツに入ってるよりも
布団にはいって、肩に毛布かけて。
んでもって読書してるとそのまま寝ちゃう。
って感じのがいい感じ。
が、なんかすぐに微睡んでしまうので
読み進むペースが遅くなるのが困りどころ。
「冷たい密室と博士たち」読了
んでもって図書館で返却時にシリーズの続き
「笑わない数学者」も借りてくる。
冷たい密室と博士たちのほうは、
なんか最後まで普通のミステリーだったな。
前作のようなプログラミングネタとか、人格的に普通でない天才とか
突飛な部分がなくて、すごくあっさり終わっちゃった感じぽ。
さらに、おもえば前作でもそうだったのですが
事件の核心部分というか、中核になる人の「動機」がいまいち
伝わってこないっていうところが、さらになんかあっさりとした印象をうけたり。
んでもその辺は主人公の犀川助教授自体が
あんまし人と関わり合いになりたくないかんじで
世の中を冷めた目で見ているタイプなので
事件に対しても傍観者的な位置にいるので
事件の発端とか動機に心情的に感じるところがなく
知的好奇心ぐらいの関心しかもってない。
そういうところがさらに、事件自体はあっさり終わって印象を受けてしまうのかも。
そもそも、ちょっと変な人間達の記録みたいなシリーズのようだし。
んでも「冷たい密室と博士たち」について言えば特に
事件にかんしてはその動機とか全く部外者にはポカーンなかんじで
ああ、事件そのものの謎解きはどうでもいいシリーズなんだな……と改めて納得したり。
ミステリーの謎解きの際に、動機がまったく関わってこなくて
単純に謎は謎で、謎解きごっこしてるだけで、
そこに人間的な何かはなくて、無機質な物理現象を検証している感じで
そう言う感じも、このシリーズの特徴なのかなーとか。
んでも肝心の、前作からもちょいちょい「ひき」として入ってくる
犀川の多重人格的なネタは、今回もまたちょっと触れるだけで
まったく進展なっしんぐ。
むー。
んでもって、「笑わない数学者」もすこし読み始めたのですが。
なんか今更ながら
この森博嗣のS&Mシリーズ、
笠井潔の矢吹カケルシリーズと似てるなーとか今更思ったり。
犀川→矢吹カケル
西ノ園萌絵→ナディア・モガール
んでもってナディアの父親が警察の偉いさんで
捜査の進展とか警察の情報を聞き出すのだけども
西ノ園萌絵の方は叔父が警察の偉いさんで、同じく捜査資料を聞き出す情報元。
んでもって、ナディアが事件を解こうと躍起になって
推理を披露したところで、カケルがそれを論破したりしたうえに
もっと前から真相に達していたみたいな流れとか。
そんでもってナディアはカケルにゾッコンだけど
カケルの方は女性に興味無し、人と接するのもなるべくさけて
自分の特異な価値観に従って生きてる孤高なかんじ。
んでもまあ、探偵と探偵ごっこする女、みたいなのはミステリーのパターンといえば
ぱたーんか。
んでも笑わない数学者の序盤が
笠井潔の「オイディプス症候群」を思い浮かべるような始まりだったので
なんか似てるなーとか思ったのでした。
あとはなにげに「笑わない数学者」の開始のところで
那古野(なごの)駅前のナナちゃん人形で待ち合わせ~っていうシーンがあって
??
ナナちゃん人形って名古屋以外でもあるのか?
とかおもったら、そのあと近鉄の特急にのって津まで行く。
とか言うのが出てきて、まんま名古屋なのかとw
ジオブリの綾金市みたいなもんか。
ルビでは「なごの」とふられてるけど那古野で
普通になごやと読める当て字になってるし。
なにげに前作では舞台は瀬戸内海の島がメインだったので
気にもとめなかったのだけど、前作から那古野の大学に勤めている~とか
すでに出てたけど、まったく気付いてなかったりw
作者紹介みたら、作者さんが愛知県出身だとか。
で納得。
んでもなんでまた名前を変えたのだろうか?
ジオブリ見たく町中に核が持ち込まれたり、米軍と銃撃戦おこったりとか
するわけでもないのに(ぉ
伏せ字になってる大学名とかが
東海地方だと判ると、ああ、あそこねってのがすぐにわかるのですが
大学関係に配慮したのだろうか??
んでもジオブリにしても、
よく知ってる土地あたりが舞台だとなんか嬉しいw
とはいえ、津のほうはあんまし行ったことないですけどね。
県庁所在地な割には特になんもないしw
自動車の免許センターがあるので何度か行ったこと有るぐらいで
あとはもっと南の、鳥羽とか伊勢とかに旅行するときとかに
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谷甲州のハードSFっぽい感じの新しいのがあったので借りてみる。
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